「女神大橋からの夕日」~歴史豊かな島々へ沈む落日

地球でたったココだけ、NAGASAKIの絶景。 【File6】

「埋もれた夕景の名所に、焦点をあてる」

女神大橋からの夕景夜景都市のイメージが強い長崎市では、同じ場所から夜景だけでなく、観賞価値に優れた夕景が見られる事実があまり知られていない。本稿で紹介する女神大橋もだが、稲佐山鍋冠山公園風頭公園もそうだ。特にレア度が高いはここ女神大橋。ここで見ることのできる素晴らしい夕景にスポットを当てたい。

女神大橋からの夕景「夕景の名所。その条件」。
海への落日を第一として、それにプラスαが絶対に必要。それは複雑な島嶼だったり、水田、長大橋だったりする。

女神大橋からの夕景

ここでは「伊王島」「伊王島大橋」「三菱重工長崎造船所 香焼工場」「高鉾島」などがシルエットとなり、大自然の造形美をうみだす。そうした島嶼への落日シーンが、幽玄な世界を醸しだす。

「伊王島」、「高鉾島」の島名についてだが、ともに三韓征伐で歴史に名高い「神功皇后」[1]「女神大橋」の女神とはこの神功皇后その人を指すに由来する[2]伊王島には「硫黄島」由来の別説あり。そしてどちらの島もキリスト教とも関連が深い。

まず「伊王島」だが、江戸時代に島民の大半が隠れ(潜伏)キリシタンだった。そして「高鉾島」は、江戸時代初頭に神父を匿った罪で2名のキリシタンが斬首されたことで、オランダ人からパーペンベルグ(キリシタンの島)と呼ばれた。

神功皇后とキリスト教というまったく接点のないものが歴史のなかで融合を果たす。長崎の歴史、その多様性と豊穣さをよく指示している事例といえよう。

女神大橋からの夕景

夕景の名所として見落とせないポイントは、船の往来が多いこと。船それ自体と航行後の波線が、絶妙のアクセントとなる。

豪華クルーズ客船の女神大橋通過

なかでも巨大なクルーズ客船は別格の存在感をはなつ。

女神大橋からの夕景

日没からわずか数十分前に到着する。ただそれだけで、大空がオレンジ一色に染まる夕景から日没後のブルーモーメントまでを、同じ場所で贅沢に満喫することができる。長崎にはここだけでなく、他にもそうした名所が数多くある。ただ残念なことに、この事実がほとんど埋没している。

この口惜しい状態を多少なりとも解消するべく、記事に起こしていきたい。

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本稿の執筆、すべての写真撮影:当管理人 
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脚注・出典   [ + ]

1. 「女神大橋」の女神とはこの神功皇后その人を指す
2. 伊王島には「硫黄島」由来の別説あり

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