
香港、モナコと並んで世界新三大夜景に認定された長崎。なんですが、2019年現在、恒常的に夜景クルーズを実施している会社はありません。あぁぁ……無常。
だけーど、裏技を駆使すれば、ほぼ誰もいない貸し切り状態の船上で夜景クルーズを楽しめるのだ!
その裏技とは?「福江港発⇒長崎港着フェリーの最終便」に乗船するのだ!
九州商船が運行する「福江港」⇔「長崎港」間を結ぶフェリー「万葉」&「椿」。
長崎・五島市民には必要不可欠な定期便だけど、福江発の16:50の最終便に乗船すれば、長崎港へ入港するころには夜のとばりが下りているのだ。
魅惑の夜景クルーズ
まずは、ライトアップされた女神大橋を通過。
「第三船渠」、「旧木型場」、「占勝閣」などが世界遺産に指定されている「三菱重工長崎造船所」。
戦艦武蔵を建造したのはあまりも有名。
その世界遺産の一つ「ジャイアント・カンチレバークレーン」。100年以上稼働する古強者。
毎夜ライトアップされます。
長崎港ターミナルまで3時間を要する長丁場の船旅となります。
「フェリー万葉からの夜景」 まとめ
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堂崎教会(福江島) |
江上天主堂(奈留島) | 旧五輪教会(久賀島) |
「頭ヶ島の集落」など複数のキリスト教関連遺産が世界遺産登録された五島列島。そのうち、福江島を経由して渡航するのは、「久賀島の集落」、「奈留島の江上集落」のある2島となります。
「長崎市」から久賀島・奈留島への中間拠点となる福江島へのアクセス手段は、「旅客機」や「高速船(ジェットフォイル)」など複数あります。そのなかで、格安だけど鬼遅いのが本稿で登場する九州商船フェリー万葉・椿となります。
だかーら、なるべく交通費を抑えるには好適な交通機関です。もし、万葉・椿に乗船することがあったら、最終便だと後部デッキから長崎の夜景が一望できることを、頭の片隅に留めておいてください。