龍馬、飛翔の地となった「長崎」。
「亀山社中跡」そばにある風頭公園の坂本龍馬之像、
島原のサムライブルー龍馬、
上五島の祈りの龍馬像まで。
長崎県下に建立された龍馬像11体、ALLまとめ!
※全現地取材※
目次
【全龍馬像マップ】
最初にまとめ
1体だけ選ぶなら?
【風頭公園の坂本龍馬之像】です。
彫刻家の山崎和國作。
「龍馬の銅像建つうで会(現長崎龍馬会)」の活動と、全国からの募金によって1989年に建立。
その造形は龍馬本人に酷似していると、高い評価を得ています。
- 「長崎歴史文化博物館」(原型)
- 「聖福寺」(風頭公園のものとは無関係)
- 「若宮稲荷神社」(ミニチュア)
- 「龍馬通り」(ミニチュア)
風頭公園以外では?
- 「サムライブルー龍馬像」(島原市)サッカー日本代表のユニフォームを身にまとった高さ10m、重さ3.5トンの巨大な龍馬像。
- 「祈りの龍馬像」(上五島町)龍馬が購入したワイル・ウエフ号が遭難した地に建立された龍馬像。
- 「丸山公園の坂本龍馬之像」(長崎市)イカルス号英国水夫事件など、龍馬とゆかりの深い丸山に建立。
✔以下、個別の龍馬像を解説します!
【1】「風頭公園」
風頭公園のシンボルである高さ約5メートルの「坂本龍馬之像」は、彫刻家の山崎和國氏作。
ブーツを履いた前足をグイッと踏だし、力強く腕ぐみした気宇壮大な龍馬。その眼光は、かつて活動の場とした長崎港を鋭く見すえています。北辰一刀流目録の剣豪だった龍馬。腰に差した愛刀は「陸奥守吉行」でしょうか。
履物は当然ブーツです。
「夜はライトアップ」され、「春には像の背景に桜が咲きます」。
「司馬遼太郎の文学碑」
龍馬像のある小広場には、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の一文が刻まれた文学碑が建立。
文学碑には、船が長崎の港内に入ったとき、竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、『長崎はわしの希望じゃ』と、陸奥陽之助にいった。『やがては日本回天の足場になる』ともいった。
司馬遼太郎「竜馬がゆく」より
と刻まれています。
住所:長崎県長崎市伊良林3丁目6
[駐車場なし]
オススメ駐車場「小川ハタ店」
住所:長崎県長崎市風頭町11
- 住所:長崎県長崎市風頭町11-2
- 料金:60分/200円(※周辺駐車場も同額)
- 営業時間:18:00まで。
- 駐車場横の民家の住人に車のキーを預けて、公園見学後に料金を支払うシステム。
✔以下、風頭公園と同じ「山﨑和國作の龍馬像」を紹介します。 • 「龍馬通り」 • 「若宮稲荷神社」 は、風頭公園から徒歩圏内です。
【2】「龍馬通り」
急勾配な石段を登り切った先に、雄々しい「坂本龍馬胸像」が出迎えます。
住所:長崎県長崎市伊良林2丁目6−8
[駐車場なし]
【3】「若宮稲荷神社」
長崎県下では、最も龍馬本人に酷似する風頭公園の「坂本龍馬之像」。 |
その原型が、若宮稲荷神社の拝殿傍に建立。
足元に視線を移すと、龍馬必須アイテム、ブーツが視界に入ります。
住所:長崎県長崎市伊良林2丁目10-2
[駐車場なし]
土日祝日:「瓊浦学園 臨時駐車場に」
土日祝日限定で「亀山社中記念館の利用客用」として、瓊浦学園 瓊浦高等学校の駐車場が開放されます。
あくまで亀山社中利用客用ですが、「駐車場」⇒「亀山社中記念館」の途中に「若宮稲荷神社」が鎮座。「亀山社中記念館」を訪れる途中に立ち寄り、短時間で参拝を済ますなら差支えないかと思います。
平日:「伊良林3丁目の時間駐車場」で
最寄りの時間貸し駐車場「伊良林3丁目のパーキング」。
✔営業時間17:00まで。
長崎市伊良林3丁目8 | • 朝~17:00⇒ 60分/200円 • 17:00~朝 or 受付できなかった場合 ⇒ 駐車時間問わず1,000円 |
【4】「長崎歴史文化博物館」
2010年に除幕された風頭公園 坂本龍馬之像の原型レプリカです。
1階エントランスに設置。
住所:長崎県長崎市立山1丁目1番1号
[駐車場あり]150円/30分
館利用者(観覧、ショップ、レストラン利用):3時間まで110円/60分。
【5】「聖福寺」
龍馬率いる海援隊と紀州藩との船が衝突した「いろは丸事件」。その談判の舞台となったのが「長崎の聖福寺」です。
2020年11月、そのゆかりの地に、故山﨑和國制作の坂本龍馬像を建立。除幕式には、田上富久長崎市長他70名が出席し、新たな龍馬の聖地誕生を盛大に祝いました。
住所:長崎県長崎市玉園町3-77
[駐車場あり]
✔以下、山崎和國作「以外」の龍馬像です。
【6】「丸山公園」
江戸の吉原、京都の島原と並ぶ日本三大花街「丸山」は、イカルス号英国水夫事件が起こるなど、龍馬と縁が深い地。
三種の神器(懐中時計、ピストル、ブーツ)が揃った龍馬像は、凛とした表情がひと際印象的です。
夜のとばりが下りると、幻想的にライトアップされます。
住所:長崎県長崎市丸山町1-34
[駐車場なし]周辺にコインパーキング多数。
【7】「上野彦馬生誕地記念碑」
日本写真発展の基礎を築いた「上野彦馬」の生誕地に建立された、坂本龍馬ミニチュア像。
あまりにも有名な「ブーツを履いた龍馬の写真」は、上野彦馬によって撮影されたもの。
住所:長崎市銀屋町3
[駐車場なし]周辺にコインパーキング多数。
【8】「サムライブルー龍馬像」
高さ10m、重さ3.5トンと長崎県下では随一の巨像。
熊本から有明海を渡り、島原に上陸した坂本龍馬。
龍馬ゆかりの島原に、日本サッカー協会・アディダスジャパンから寄贈された「サムライブルー龍馬像」。サッカー日本代表のユニフォームを羽織った龍馬。その背後には、島原半島のシンボル雲仙普賢岳がそびえます。
住所:長崎県島原市平成町2−2 島原復興アリーナ
[駐車場あり]
【9】「祈りの龍馬像」
住所:長崎県南松浦郡新上五島町江ノ浜郷
[駐車場あり]
【10】「有川港ターミナル」
有川港ターミナル内に立つ「祈りの龍馬像のレプリカ」です。
住所:長崎県南松浦郡新上五島町有川郷
[駐車場あり]
【11】「ランタンフェスティバル」〈旧正月 期間限定〉
毎年、旧正月中に開催される「長崎ランタンフェスティバル」。
旧十八親和銀行 長崎営業部には、お龍と仲むつまじく並んだ龍馬オブジェが披露されます。
※銅像ではありませんが、生温かくスルーしてください。
住所:長崎県長崎市賑町6-17
[駐車場なし]
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