ランタンと盆外灯が漆黒を照らす「静寂の初日、2日目」。
「最終日」にはそれが一変して、供物として山海の幸が並び、霊を送るけたたましい爆竹と、天にも届くような送り火で盛大なフィナーレを迎えます。
以下、キレイな写真を添えて、詳細な現地レポートをお届け!
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電話番号 095-823-2645
崇福寺
開催日時【2023】
金山、銀山を燃やし、霊を送り出す最終日
9月10日(日)
※毎年7月26日からの3日間
開催地「崇福寺」
住所:長崎市鍛冶屋町7-5
[駐車場]
- 初日・2日目:崇福寺の参拝客用駐車場へ(無料)
- 最終日:周辺のコインパーキングへ
現地レポート
初日(2023)/2日目(2015)
三門をくぐり階段を踏破しましょう。すると豪華絢爛な「第一峰門」がそびえ立ち、その門前には、精霊を冥途までナビゲートする「八爺」(ぺーえ)と「七爺」(ちーえ)が勇ましく鎮座しています。
エキゾチックでコミカルな2神を目にして、思わずほっこり。
第一峰門を抜けると、ンンン?…何やら恐ろし気な絵画にランデブー。 八爺と七爺に冥途まで連れてこられた精霊が、閻魔大王から生前の罪を裁かれている、という図式じゃないかな?知らんけど。
中国盆仕様にデコレーションされた大雄宝殿(国宝)。極彩色の外観が、エクストリームモードまでバージョンUP。
長く続いたコロナ禍の影響で、簡易的なものに変更された「送り火のための金山・銀山」(2023年)。苦渋の選択であることは想像に難くなく、関係者に深く同情いたします。
最終日(2016)
いよいよ最終日。アクロバティックな中国獅子舞の演舞で、華やかにスタート(2015年、2016年)。
爆竹の轟音が邪気を払い、僧侶の読経が響きわたると、いよいよクライマックスに突入。境内の広場で観衆が見守る中、財宝に見立てた高さ約1メートルの「金山・銀山」に火を放ちます※。 (※精霊が冥土で困窮しないようとの計らいです。)
轟々と立ちのぼる送り火を眺めながら、亡者の冥福を祈る参拝客。映画のような、えも言われぬ情景に酔いしれます。
380年以上続く伝統行事は、消火活動の末に幕を閉じました。
以上になります。 異彩にして珠玉の盆祭り「中国盆会」。 是非、その目に深く焼き付けてください。
ただし、
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