筆者は【現地での花火撮影経験者です】
- 稲佐山は、まとめサイトのいう穴場ではなく、定番の花火鑑賞スポット。
- 交通アクセス方法をしくじると、行列無限地獄に陥る。
- 花火をやや遠めに感じる。
稲佐山での花火鑑賞|2つの要チェックPOINT
【POINT1】稲佐山展望台は「花火大会の穴場ではない!」
はい、証拠写真。「ながさきみなとまつり2017」での、花火打ち上げ一時間前の様子です。最前列が既に埋まっているのが一目瞭然です。
デタラメさでは定評のある情報まとめ系サイトが、稲佐山展望台を花火大会の穴場と吹聴しています。目に余るフェイク情報ですので、この場で明確に否定しておきます。
【稲佐山展望台は、花火大会の穴場ではなく、ド定番スポット!】花火打ち上げ時には、当然観衆で埋まります。
【POINT2】稲佐山への「アクセス方法は激注意!」
満車状態の山頂駐車場 | ロープウェイ駅前の大行列 |
訪れる観衆の数に比べ、主要交通ラインである「稲佐山山頂駐車場」&「長崎ロープウェイ」は、明らかにキャパ不足。くわえて山頂駐車場は、土曜・連休中の夜間では一般車両の利用不可。
花火大会などの多客時には、ロープウェイ駅前&駐車場ゲート前は、1時間以上の待ち地獄を強いられる危険性あり。【交通アクセス方法は、よくよく吟味ください。】
【オススメ1】 「タクシー」~オススメ
駐車規制を受けず、人数が増すほど一人当たりの料金が安くなるタクシーは、オススメ度高し。人数と距離によってロープウェイよりもリーズナブルに。ただし、夜間ピーク時では、山頂駐車場ゲート前で30分か、それ以上立往生となる事態に陥ることも。
JR長崎駅⇒稲佐山展望台までのタクシー料金【参考】
【オススメ2】 「乗用車」~面倒
まず要チャックPOINTとして、- 山頂駐車場は、土曜日、GW、連休には、一般車の夜間入場規制が敷かれる。
• [10-3月/ 17:30~22:30]
• [4月-9月/18:30~22:30] (※花火打ち上げ日が規制日に該当する場合:中腹駐車場に停め、大人往復500円のスロープカーで山頂展望台まで行くことになります。)
- 山頂駐車場の収容台数は、40台分でしかない。
規制日以外:次のサイトで空車/満車情報をまずは確認しましょう。
「iPosNetリアルタイム駐車場情報」で満車マークがついている&ゲート前で長蛇の列となっている場合:山頂駐車場に停めることは諦めて、中腹駐車場に停める⇒スロープカーで山頂に行くアクセス方法が早く着きます。
【オススメ3】「長崎ロープウェイ」~かなり面倒
稲佐山山頂付近までの空中遊泳が楽しめる「長崎ロープウェイ」。ゴンドラから眺める長崎の夜景はまるで映画のワンシーンのごときです。
ただゴンドラの乗車定員が31名にすぎないので、花火大会のような多客時には、駅前で長時間待つことになります。
花火大会時にはおススメしかねます。別の機会に利用してはいかがかと。
【花火鑑賞不可】 「長崎遊覧バス」
長崎遊覧バスによる、各ホテル前から稲佐山展望台まで循環する「夜景見学ツアー」は、長崎駅前~稲佐山展望台まで直に行きます。 ただし、稲佐山展望台での滞在時刻では、全便が花火打ち上げ時間とは外れています。よって「長崎遊覧バス 夜景見学ツアー」では花火鑑賞できません。
新世界三大夜景認定「長崎の夜景」との競演
稲佐山展望台からの長崎の夜景 |
稲佐山展望台から見れる4大花火大会
大会名 | 開催日時 |
「長崎帆船まつり」 | 4月下旬~5月初頭の土・日 |
「ながさきみなとまつり」 | 7月最終土・日曜日 |
「とっとっと祭り」 | 8月下旬の土曜or日曜日 |
「長崎Lovefes」 | 9月下旬~10月中旬の土・日 |
「長崎の夜景」のシンボル「稲佐山展望台からの夜景」。東京タワーと同じ333メートルが一望できる雄大さは鳥肌ものの美しさ。
そこからの夜景との花火の競演は、まるで非日常の極致。ただし、鍋冠山展望台、風頭公園と比べると、花火との距離感をやや感じるSPOTです。
稲佐山周辺の花火鑑賞SPOT【2か所】
【その1】丸尾町波止場
稲佐山ふもとにある「丸尾町波止場」から花火鑑賞できます。有料駐車場あり。ただ、ココで花火見物した経験はないですが、おそらく大勢の観衆が訪れるでしょう。
駐車料金:入庫から6時間まで300円
【その2】稲佐公園前の歩道
稲佐山ふもとから稲佐山登山道路を350メートルのぼったら「稲佐公園」 があります(※稲佐山公園&稲佐近隣公園ではありません)。その手前の歩道から花火が一望できます。
交通手段はバスorタクシーのみで、周辺に駐車場はありません。「上曙バス停」で降りてすぐです。
利用バス:「長崎バス5番系統(稲佐山行き)」
「稲佐山展望台からの打ち上げ花火」 まとめ
ノープランで行くと大やけどを負いますので、花火鑑賞プログラムを練ってから訪れ、ぜひ稲佐山からの夜景&花火とのプレミアムな光景を目に焼き付けてください。
ではでは~
ただし、
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脚注・出典
↑ 1. | 「タクシー料金検索 – JapanTaxi」サイトで調査 |