長崎ヒガンバナ便り:第3回

日本人の琴線に触れる秋の情景
「水田一面を埋め尽くす黄金色の稲穂」と「あぜ道に群生するヒガンバナ」とが織りなす日本の原風景は、万葉集が編纂された頃より秋の訪れを告げる風物詩でした。
※柿本人麻呂が『路の辺の壱師いちしの花のいちしろく 人皆知りぬわが恋妻こいづまは』と詠んでいます[1]壱師の花を指す花は、ヒガンバナ以外にも所説あり 。この秋を彩る風景は、外海地区神浦下の「大中尾棚田」が長崎市では見応え№1です。日本の棚田百選の一つ「大中尾棚田」。その「大中尾棚田」が最も映えるヒガンバナが咲く頃の • 「見頃」 • 「駐車場」 • 「見どころ」 をバッチリ解説します。
例年の見頃は?
9月中旬~下旬、特に後者。筆者は20~25日前後を目安にしています。
※気候、気温条件などにより、見頃が大幅にずれる場合があります。
駐車場は?
見学者用の駐車場あり、10台程が停められます(無料)。場所は地図で確認ください。
では、大中尾棚田を彩るヒガンバナ詣でへ参りましょう
「大中尾棚田の彼岸花」まとめ
「大中尾棚田」へは、長崎市民でも未訪の方が割とおられるのでは?車だったらドライブがてらに程度な距離ですし、夕陽はキレイ、三重地区にはグルメSPOTも豊富と好条件が揃っています。
日本の棚田百選「大中尾棚田」。「秋風に波打つ黄金色の稲穂」と「深紅に染まったヒガンバナ」とが、何物にも代えがたいコントラストが描く最高の時期に訪れてみませんか?