長崎アジサイ便り:第5回

出島から世界へ紹介された日本のアジサイ
1823年8月(文政6)、出島のオランダ商館付医師として来崎したシーボルト。彼によって、日本の民俗・自然がヨーロッパに紹介されました。
そのシーボルトが帰国後に刊行した『日本植物誌』に、長崎在留期の愛人「楠本滝」にちなんだ学名で、「アジサイ」を記載したのは有名な話。
江戸時代に日本と西洋との唯一の架け橋となった「出島」では、「ながさき紫陽花まつり」の会場の一つとして多彩なアジサイで埋め尽くされます。
「ながさき紫陽花まつり2019」開催期間:5月25日(土)~6月16日(日)
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基本情報
所在地 | 長崎市出島町6-1 |
アジサイの株数 | 450株 |
入場料 |
※15名以上からの団体割引あり 入場料・営業時間の変更については公式サイト上のWebページ で確認ください。 |
営業時間 | 8:00~21:00 (最終入場20:40) |
問合せ | 095-826-0330 |
公式ページ | 国指定史跡 出島 Dejima |
紫陽花フォト集
夜間にライトアップされた艶やかな姿
「出島のアジサイ」 まとめ
カピタン部屋 | 旧出島神学校 |
アジサイ鑑賞とともに出島見物を
2017年11月に架橋された「出島表門橋」、オランダ商館長(カピタン)が居を構えていた、1878年(明治11年)に建立されたプロテスタントの神学校「旧出島神学校」など、復元事業が進む出島は見どころ満載。
大輪の花を咲かせるアジサイを眺めながら、鎖国時代に西洋との窓口となった街並みへタイムスリップしませんか?本稿の執筆、すべての写真撮影:当管理人 画像・文章の無断転載を固くお断りします。 (観賞価値・作品性を有する写真の引用は、著作権法によりできません。行えば損害賠償の対象となります)。 特にまとめ・キュレーションサイト、アフィリエイトブログによる画像の盗用については、断固とした対応をとります。 詳しくは「転載、引用について」をお読みください。