長崎アジサイ便り:第4回

シーボルトによってヨーロッパに紹介されたNAGASAKIの紫陽花
「フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト」(1796-1866)は、日本研究の第一人者として『日本』を刊行し、当時のヨーロッパに日本の自然科学・民俗文化を広めたことで有名。
アジサイ属14種を新種記載した際には、長崎で内縁関係となった「楠本滝」にちなみ「オタクサ(Hydrangea otaksa)」と命名しました。
シーボルトが出島のオランダ商館付医師時代に、長崎郊外に設けた「鳴滝塾」。その跡地に隣接して「シーボルト記念館」が開設されています。
このシーボルト記念館の敷地に、「ながさき紫陽花まつり」の会場の一つとして、色とりどりのアジサイで飾られます。
2022年、飾られてます!
駐車場あります!(無料)
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「駐車場」⇒「シーボルト記念館」までは案内板あり。 |
車なら気軽に来れます。駐車場からシーボルト記念館までは徒歩3分。
基本情報
所在地 | 長崎市鳴滝2丁目7番40号 |
アジサイの株数 | 500株 |
入館料 | ※シーボルト宅跡地への入場は無料。
※15名以上からの団体割引あり |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
問合せ | ℡:095-823-0707/FAX:095-823-0170 |
公式ページ | 長崎市│シーボルト記念館 |
紫陽花フォト集
鉢植えのアジサイ群は、主にシーボルト宅跡に飾られます。当地では、倉庫跡やシーボルト胸像がありますのでアジサイと一緒にご観覧ください。
当地ではベンチが置かれているので、座ってゆっくり鑑賞できます。シーボルト記念館前の「若き日のシーボルト像」は、平和祈念像制作者・北村西望に師事した富永直樹作。
「シーボルト記念館のアジサイ」 まとめ
シーボルトゆかりの地で、アジサイ鑑賞を
シーボルトと楠本滝との軌跡に触れながら、アジサイ鑑賞すれば感慨もひとしおです。
隣接する「シーボルト記念館」では、貴重なシーボルト資料を豊富に展示しながら、その生涯をつぶさに解説しています。 入館料は100円ですので、この機に見学しては如何でしょうか。
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