え~~、突然ですが…、
私事ですが……長崎を題材とした映画を撮るなら、鍋冠山展望台からのロケーションは120パー外さないゼ(豪語!)
「何だ、いきなり?バカなの?」とお思いでしょうが、そんくらい銀河級な絶景なので。
稲佐山に匹敵すると特A級の評価を得ている鍋冠山の夜景。だけど、それだけじゃ片手落ちってもんだ。だって、昼の景観も絶景過ぎるから。おまけに、軍艦島を含む世界遺産が見放題!という訳で、とびきりの写真でサクサク紹介!
展望台からの風景、最高すぎぃーーーーッ!!!
これぞ、THE NAGASAKIッッッ!!!!
鍋冠山展望台では、山々にかこまれ、すり鉢状に収まった長崎のイメージそのものの壮観を一望できます。特にクルーズ客船が寄港すると魅力3割増し。
(※客船撮影のメッカで、有名な客船が寄港する時は、大勢のガチ勢が展望台に殺到します。)下手な説明より、長崎トップクラスの絶景を実際にその目に焼き付けてホスィ。
[1]※寄港の日時などは変更なることが間々あるので、事前に長崎市文化観光部 観光推進課事(℡095-829-1314)に確認してください対面の山は夜景のメッカ「稲佐山」。ココからの昼の風景もイカしますぜ、旦那。
港沿いから山の中腹にかけて建物がひしめき合っている坂の街長崎の姿を視認できます。
正面右手の山は「金比羅山」。浦上に投下された原爆で、市中心街が(甚大な被害を被るものの)壊滅を免れたのは、金比羅山が爆風を遮ったからです。
世界遺産がモリモリ見れる
「女神大橋」&「三菱重工長崎造船所 香焼工場」 | 「軍艦島」 |
北側に見える「女神大橋」と「三菱重工長崎造船所 香焼工場」。その奥には、世界遺産の「軍艦島(端島)」が浮かんでいます。
「ジャイアント・カンチレバークレーン」 | 「三菱長崎造船所 第三船渠(ドック)」 |
他に、展望台正面に位置する三菱重工長崎造船所敷地内の「ジャイアント・カンチレバークレーン」&「三菱長崎造船所 第三船渠」を目にすることができます。
(ともに世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産。非公開)。「軍艦島」と「三菱長崎造船所 第三船渠」は夜間には視認困難な施設。
夕景も素晴らしい【色づく世界の明日に登場】
色づく世界の明日からで登場した鍋冠山展望台からの夕景シーン。ほとんど知られていませんが、隠れた夕景の名所でもあります。
夜景は言うまでもナシ!【稲佐山とタイマン張れる美しさ】
展望台のリニューアル前は完全な穴場でしたが、今では夜景の名所として完全に周知されています。
詳しくはコチラ!
鍋冠山からの花火は、プレミアムな美しさ
鍋冠山からの夜景&花火との競演は、マジヤヴァ―――イィィ!ただし、駐車場は速攻で満車になるし、みなとまつりだと展望台は芋洗い状態になります。
鍋冠山展望台からの見物できる花火大会は、次の4大会
大会名 | 開催日時 | 花火打ち上げ時の込み具合 |
「長崎帆船まつり」 | 4月下旬~5月初頭の土・日 | |
「ながさきみなとまつり」 | 7月最終土・日曜日 | (※激込) |
「とっとっと祭り」 | 8月下旬の土曜or日曜日 | (予想) |
「長崎Lovefes」 | 9月下旬~10月中旬の土・日 | (予想) |
鍋冠山での花火撮影経験者によるガチ記事はコチラ。
「2016年にリニューアルされた新展望台」【オシャレに変貌!】
まずは「旧展望台」をどうぞ。あらいやだ、哀愁がぷんぷん漂っていますわ。名付けて「The そのへんにある展望台」。
それが次のようなスーパーサイヤ人化を遂げました。
どーよ、コレ。ゴージャス感が10倍UP。そして足元と手摺を気品よく照らした照明が、ロマンチックさと安全性とを両立させています。
「日中の姿」です。青々した芝生と白い展望台、そしてスカイブルーのコントラスト。これはもはや美観といって差し支えないでしょう。
「2階展望スペース」
では階段から「2階」にあがりましょう。
まず一目瞭然なのが、格段に拡張された展望スペース。解放感も抜群です。
夜になるとほど良い明るさの照明灯が、夜景観賞を妨げない通路下後部に照らされます。どうです?この雰囲気なら、バッチコイなデートスポットでしょ。三脚撮影のためのスペースも、階段手摺付近だけだった旧展望台とは比べものにならないほど広がりました。
夜景側に傾いたベンチを計4台設置。説明版もライトアップされるなど、かゆい所にも手がとどいています。
駐車場から2階展望スペースまで続くスロープを整備。これによって車椅子や乳母車、足に障害を抱えた方でも、パノラマ状に一望できるロケーションを楽しめます。
「地上部」
「TOILET情報」
• 中央には多目的TOILETを完備、その中にはベビーシートを設置 • 女性用トイレには、幼児用の小便器有り • 照明は自動点灯 • 清潔なのは言うに及ばず • AED(自動体外式除細動器)をトイレ横に設置
1階地上部にもベンチ付の展望スペースがあり。ただ木に遮られ眺望は今一つ。
天井が直射日光を遮るので、じげもん(長崎市民)は日中にここでお弁当を広げて、ランチを楽しむのは如何。
24時間利用可能な「無料駐車場」。
自動車31台、二輪車4台と以前と比べて収容台数は激増。またスロープそばに障害者用駐車場を確保。「花火大会」[2]とくに「ながさきみなとまつり」では大混雑となります。まとめサイトがココが穴場と嘘八百な情報を吹聴しているので、注意してください。 や「有名クルーズ客船寄港時」以外で満車となることはほぼありません。また監視カメラが設置されています。
✔要注意点
公園内に自動販売機、売店は設置されていません。リニューアル後から今まで置かれなかったので、おそらくこのままだと。• 最寄りのコンビニ :「ローソン長崎椎の木町店」 (鍋冠山公園より約2.5キロ、自動車で約10分) 地図上の位置 • 最寄りの自販の位置:最寄りの自販の位置 (公園駐車場より約200メートル)
まとめ【昼・夕・夜と三連コンボで楽しもう!】
夜景の話題に移すと、鍋冠山展望台では週末のピーク時で、観衆が常時10名いるかどうか。観衆の数では、稲佐山の足元にもおよびません。だったら観衆の数と夜景の美しさが比例するのと言えば明確にノー。鍋冠山の夜景が稲佐山に劣らないことは専門家が認めていますし[3]日本夜景遺産 自然夜景遺産に稲佐山展望台とともに選出 。人込みを避けて最高峰の夜景を満喫したいなら、迷わずココ鍋冠山一択です。