
ただし、正月は正月でも「旧暦の正月」。
つまり、1月中旬~下旬に咲く桜。
それが「西山神社の寒桜」。
(元旦桜)以下、 「寒桜の見頃」
「アクセス」
を解説します。
例年の見頃は?
1月中旬~2月初頭 (1)宮司さまに伺いました。
(2)気候条件などにより、見頃が大幅にずれる場合があります。
【2022】1月19日(水)現地確認!
見頃!(8部咲き)
所在地
駐車場なし
路面電車でのアクセス
|
諏訪神社二の鳥居から「右折」 |
- 「諏訪神社電停」⇒
- 「諏訪神社二の鳥居」⇒
- 「松森天満宮」⇒
- 「西山神社」
「松森天満宮」経由が満足度ビフォーアフターの秘訣(理由は後述)。
車でのアクセス
路面電車と同様、「松森天満宮経由」で。
【西山神社の寒桜】最初にまとめ
- 「松森天満宮の蠟梅」⇒「西山神社の寒桜」コースで!
- 別の寒桜「沖縄の緋寒桜」とは、「松森天満宮の梅」と見頃が重なります。
- つまり、「松森天満宮」と「西山神社」とは、二度の花ハシゴを楽しめます。
【蠟梅】との競演「松森天満宮」
長崎三社の一社「松森天満宮」(松森神社)。
「諏訪神社一の鳥居」から「西山神社」の途次に鎮座する天満さまです。
「西山神社の寒桜」へ詣でる際は、
「松森天満宮の蠟梅」と花見はしごする。
今やこれは長崎人のたしなみ
※願かけ牛背後の若木が映えます。
いよいよ「西山神社の寒桜」詣で
「運動不足殺し」をゼェゼェ息を切らし登り切る直前に、「長崎ザボン、発祥の木」とランデブー。
この神社を建てた、長崎聖堂の学頭で唐通事であった盧 草拙(ろ そうせつ)に1667年(寛文7年)、唐船船長・周九娘によりジャワから持ち帰ったザボンの種子を渡され、神社の境内にその種子を播いたところ見事に成長し、その元木の種子が各地に播かれ、長崎近郊は勿論、島原半島・鹿児島地方まで産出されるようになったが、このザボンの木は元木の四代目である。なお、三代目の樹がこの家の裏に根を張っている。妙見宮 西山神社 引用 :ザボンの木の説明文より
世界へ扉を開いていた長崎ならではの歴史の証人です。
ザボンの木から、短い階段をのぼり、拝殿前の「三の鳥居」をくぐります。
鳥居に掲げられた珍しい円形の額を見落としなく。
拝殿で参拝を終えます。
1854年(享保4年)創建の西山神社は、「西山の妙見さま」と古来より長崎人に敬慕されてきたお社(やしろ)です。
社務所では、西山神社参拝の記念となる、寒桜にちなんだ「お守り」などがあります。

「西山神社の寒桜」(元旦桜)
三の鳥居脇に植樹された「西山神社の寒桜」は、胸高幹囲約1メートル、樹高約7メートルと、ソメイヨシノよりは低木。
明治30年(1897)1月植樹で、おん年123歳。

2022年1月。痛々しいほど、幹が痛んでいました。枝に触らないのはもちろん、服が接触しないようご配慮願います。(※寄付は賽銭箱へ)

西山神社にはもう一種の寒桜がR。
2月中旬頃に見頃を迎える「松森天満宮の梅」と見頃が重なります。「松森天満宮」⇒「西山神社」との二度目の花巡りを堪能しましょう。
西山神社の拝殿脇にも、梅が一本植樹されています。
寒風吹きすさぶ旧正月に、桜の蕾がほころぶなんて、風情ダダ漏れ!
メジロさんが、ご馳走(サクラの蜜)にありつき、せわしく飛びまわっていました。※市指定天然記念物。
街を眺めると、次世代の寒桜がスクスクと生長している姿が観察できます。
もう一本の寒桜「沖縄の緋寒桜」
それが「沖縄の緋寒桜」。
拝殿よりやや階段を下った場所に立っています。
見頃:例年2月中旬~3月上旬
1982年植樹で樹勢旺盛。見ごたえでは、「沖縄の緋寒桜」に軍配が上がります。
「松森天満宮の梅」との花ハシゴ
以上になります。
気さくな宮司さまとで、話が弾みますYO
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