
ただし、正月は正月でも「旧暦の正月」。つまり1月中旬~下旬頃に咲く桜。
それが「西山神社の寒桜」(元旦桜)でっす。 見頃を迎えると、メディアにちょくちょく登場するけど、駐車場がないためアクセス面では今一歩。
なので知名度の割に、実物を見たことない方が案外多いのでは?ということで、
西山神社の • 「寒桜の見頃」
• 「アクセス」
をキレイな写真とともに解説します。
※「西山神社の寒桜」は市指定天然記念物。
例年の見頃は?
1月中旬~2月初頭 (1)宮司さんに伺いました。
(2)気候、気温条件などにより、見頃が大幅にずれる場合があります。
路面電車でのアクセス
「諏訪神社電停」⇒「諏訪神社一の鳥居」⇒「松森天満宮」⇒「西山神社」経由でヨロシ
車でのアクセス
路面電車でのアクセスと同様に、是非松森天満宮に寄ってください。
「松森天満宮」では【蠟梅が咲きます】
長崎三社のひとつ、菅原道真を祀る「松森天満宮」(松森神社)は、「諏訪神社一の鳥居」から「西山神社」の途次に鎮座しています。
「西山神社の寒桜」へ詣でる際は、「松森天満宮の蠟梅」を合わせて花見する。
今やこれは長崎人のたしなみ(んな訳あるか!
いよいよ「西山神社の寒桜」詣で
松森天満宮から徒歩5分で、西山神社の一の鳥居に到着。
長崎名物「運動不足殺し」の185段の階段をゼェゼェ息を切らして登り切ったら、拝殿に上る階段前の「長崎ザボン、発祥の木」が目に入ります。この神社を建てた、長崎聖堂の学頭で唐通事であった盧 草拙(ろ そうせつ)に1667年(寛文7年)、唐船船長・周九娘によりジャワから持ち帰ったザボンの種子を渡され、神社の境内にその種子を播いたところ見事に成長し、その元木の種子が各地に播かれ、長崎近郊は勿論、島原半島・鹿児島地方まで産出されるようになったが、このザボンの木は元木の四代目である。なお、三代目の樹がこの家の裏に根を張っている。妙見宮 西山神社 引用 :ザボンの木の説明文より
江戸時代に世界へ扉を開いていた長崎ならではの歴史の証人です。
「西山神社の寒桜」(元旦桜)
そんな杓子定規な解説はさておき、
寒風吹きすさぶ旧正月に、桜の蕾がほころぶなんて、ウルトラ乙じゃあーりませんか!
メジロさんが正月早々、ご馳走(サクラの蜜)にありつき、せわしく飛びまわっていましたよっと。参考:長崎市│西山神社の寒桜
境内から街を眺めると、次世代の寒桜がスクスクと生長している姿が観察できます。
もう一本の寒桜「沖縄の緋寒桜」
それが「沖縄の緋寒桜」。
拝殿よりやや階段を下った場所に立っています。 見頃は、例年2月中旬~3月上旬。
1982年植樹なので、モリモリ元気な寒桜。見ごたえだけでは、「元旦桜」より「沖縄の緋寒桜」に軍配が上がります。
見頃だとモンスター級の見ごたえです。
以上になります。宮司さんは、とても気さくな方ですので話が弾みますYO
〈1~3月まで花見三昧〉【早咲きの寒桜 長崎の名所11選】
基本情報
住所 | 長崎県長崎市西山本町8-18 | |
拝観料 | 無料※寒桜の維持のため浄財のご奉賛願います(封筒に住所・氏名を記入の上、さい銭箱にお入れください。とのことです)。 | |
イベント | なし |
本稿の執筆、(Googleストリートビューの画像埋め込みを除く)すべての写真撮影:当管理人
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