だから雲仙の「霧氷ルート&名所解説」は任せてもらってオーケーGoogle!
ちなみに、「雲仙 登山」での検索実績は、個人サイト№1記事を執筆(ヤマレコさんより上位を獲得)。
その記事
つまーり、浮沈艦に乗った気持ちでドンとお任せください!
霧氷発生の時期・条件とは?
発生する時期
12月~3月初旬にかけて。
特に冷え込みが厳しい1月から2月中旬での発生率が高い。
頻度:10日から数日に1回、月平均だと12~14日。以下に述べる条件が整った日に出現する。
霧氷ができる条件
低気圧や寒冷前線が通過し、
- 気温が氷点下(0度)以下。
- 湿った季節風が吹き、雲・霧が発生。
- 以上の「季節風を伴う寒波」が過ぎ去り、穏やかな天候に回復した朝が、美しい霧氷が観察できる確率が高いです。
霧氷付着の有無は「雲仙ロープウェイ」の公式ページで確認できます。
ベスト of ベストな霧氷を拝むには、猛烈な寒冷前線が雲仙に数日間留まって通過した早朝。それも突き抜けるような晴天の日。
「白銀の世界の空に染まったスカイブルー」は非日常の極致です!
ただでさえ厳しく過ぎる条件に加え、(好天で)気温が高めのため、霧氷は正午を持たずに霧消します。ぜひ、この奇跡の光景にチャレンジしてください。
雲仙岳天気予報
アクセス上の注意点
雲仙までのアクセスを【最安】で済ます方法とは?
積雪時。【車でなら】「国道57号線(雲仙道路)」経由で。
「国道57号線(雲仙道路)」はいち早く除雪されます。 | 「長崎県道128号雲仙千々石線」は近道だけど、除雪作業が遅れがち |
東長崎・諫早からだと、雲仙温泉街へは「長崎県道128号雲仙千々石線」経由が距離10キロも近道。
しかし積雪時では、幹線ルート「国道57号線(雲仙道路)」がいの一番に除雪されます。
そのため、積雪時では同ルート経由が断固オススメ(チェーン規制が行われる場合あり)。
「仁田峠循環道路」は、凍結・積雪で通行止めになることも
雲仙岳(妙見岳・普賢岳etcの総称)までは妙見岳ふもとの「仁田峠」が出発地点となります。
「雲仙温泉街」⇒「仁田峠」までの車のアクセスは、「仁田峠循環自動車道路」onlyとなりますが、既述のように冬季に閉鎖されることもあります。
問い合わせ:0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)
雲仙登山道 ルート地図
✔では、本題の霧氷時での登山ルート解説へ移ります。
「仁田峠」⇒「妙見岳山頂」まで
「雲仙ロープウェイ」で妙見岳山頂GO
「仁田峠」⇒「妙見岳山頂」までは「雲仙ロープウェイ」が運行され、標高差約174m、距離約500mを所要時間3分で結んでいます。特にこだわりがなければ、時間短縮・体力温存、そしてゴンドラからの俯瞰する絶景を一望できるロープウェイを利用しましょう。
ロープウェイの運行時間 | |
4月~10月 | 8:30~17:20(上り最終 17:00) |
11月~3月 | 8:30~17:10(上り最終 16:50) |
基本料金 | ||
往復 | 大人:1,290円 | 小人:650円 |
片道 | 〃 : 730円 | 〃 :370円 |
運行の有無・時間、料金の変更される場合があります。必ず事前に公式サイト で確認ください。
※強風時は運行休止になる場合あり。
山頂の妙見駅から降り、短い階段をあがると「山頂駅広場」に到着。
「妙見岳山頂モニュメント」の前で記念撮影をパシャりましょう。
「妙見岳山頂」⇒「国見岳」まで
「妙見神社」
妙見岳山頂と霧氷のアングルは、オススメ撮影POINT。適切なカメラポジションでシャッターボタンをONしてください。
「妙見岳山頂」から「妙見神社」へと向かいます(徒歩5分)。
妙見神社前の霧氷のトンネルが、登山者を幽玄の世界へと誘(いなざ)います
「妙見神社」⇒「国見岳ふもと」まで
白銀とスカイブルーのコントラストは、心が震える美しさ。
国見岳麓に到着。ココは、絶景POINTの宝庫です!
国見岳を背景にした霧氷トンネル。
雪化粧に染まった「国見岳」・「平成新山」・「普賢岳」が並んだ雄大な雪山三連コンボ。
「国見岳麓」⇒「山頂まで」
国見岳登頂途次での風景。複雑な稜線に魅入られます。国見岳には鎖場が一か所あるので、慎重に登ってください(7メートルほど)。
「国見岳山頂からの絶景」。
さほどの距離ではありませんが、ルート一の急峻ですので踏破達成後は感動に浸れます。中央に鎮座するのは、1990年(平成2)の普賢岳噴火により誕生した「平成新山」。
「新登山道」を通り「立岩の峰」まで着けば、この「平成新山」の雄姿を眼前で拝むことができます。 ※国見岳山頂は、スペースは狭いですが、山ごはんPOINT(その一)になります。✔当日はココから仁田峠まで下山し、「平成新山」・「普賢岳山頂」へは別の日に登頂してます。
「国見岳」⇒「立岩の峰」へ
鬼人谷 |
国見岳麓まで降り、「国見分かれ」から「鬼人谷」⇒「新登山道」⇒「立岩の峰」と向かいます。
「国見分かれ」⇒「鬼人谷」、「鳩穴分れ」⇒「立岩の峰」の2か所が傾斜が急な難所ですので、慎重に歩を進めてください。
「立岩の峰」(平成新山)
「鳩穴分れ」⇒「立岩の峰」の急な坂段を踏破したら、雪化粧をまとった「平成新山」が突如眼前に現れます。 所々でもうもうと火山ガスを噴出する威容にひたすら圧倒。平成新山の通常(積雪なし)バージョン。ふもとの登山客との対比で、その勇壮なスケールを推し測ってください。ココは、山ごはんPOINT(その二)です。
「立岩の峰」⇒「霧氷沢」へ
切り立った岩石が平成新山誕生時での噴火活動の苛烈さを物語ります。
「立岩の峰」から20分ほどで、霧氷の名所「霧氷沢」に到着。
前面の「平成新山」、周囲を岸壁に囲まれた「霧氷沢」は、冬季には寒風が吹き抜ける環境となっており、その名の通り絶好の霧氷鑑賞POINTとなっています。
「霧氷沢」⇒「平成新山」へ
雲仙霧氷のトレッキングルート。そのクライマックスは「普賢岳山頂」。「白銀の平成新山」と「蒼い空」との光景は、2度目のチャレンジで拝めました(ヒャッハー! 「普賢岳の標識」と「背後の平成新山」とを構図に入れて、本コース最高の記念撮影をキめましょう! ※当地は、人気№1の山ごはんPOINT(その三)です。
発見難易度は高いですが、「平成新山」に幸せを運ぶ「ハートストーン」があります。せっかく苦労して登頂したのですから、レアハートストーンをお見逃しなく!
ミヤマキリシマ(上写真)紅葉(下写真)。普賢岳山頂での登山客ピークは「ミヤマキリシマ」、「紅葉」の見頃の時期。 どちらの時期も登山客で溢れかえりますが、それだけ魅力に富んでいる証拠。「霧氷」、「ミヤマキリシマ」、「紅葉」で表情を変える普賢岳山頂を、ぜひコンプリートください。
【関連イベント】「雲仙灯りの花ぼうろ」
雲仙岳中腹に位置する「雲仙温泉街」では、2月になると、霧氷(=花ぼうろ)をイメージしたイルミネーションで街中がキラめく光の世界へ様変わりします。
開催期間中の毎週土曜日には花火が上がります!
以上となります。 くれぐれも安易な気持ちで入山せず、万全の準備を整えてください。 積雪時は通常より数倍の体力を消耗しますが、その労苦に倍する感動を得られます!
ただし、
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