突然ですが、雲仙・九千部岳からのヤマボウシを拝んだことがない方は、人生の3000%を損しています。だって……、
九千部岳からのヤマボウシは、こんなに【ザ・グレイトフル・絶景ッ!!!】だから、
見るベシッ
見るベシッッ!!
見るべシッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!(握りこぶし)
どすこーーーーーーいッッッ!!!!
脳みそ突き抜ける程の絶絶絶☆景!!!
とっ、さんざん煽ったおいて何ですが、ヤマボウシ見頃の九千部岳登頂はKING of 難所。
なぜなら、
(1)田代原から標高約1,000メートルの九千部岳山頂まで踏破する必要がある。(2)見頃が梅雨にジャストミート。 (3)この時期、九千部岳の天候はメガマックスに変わりやすい。の3点にもとめられます。たとえ運よく雨を避けられ、山頂に着いても、「ガスが充満して視界ゼローーーー(絶望)」なんて悲劇は、この時期だと平常運転。
「最初の登頂」。見頃外れに地団駄ダンス。 | 「二度目の登頂」。ガス地獄に悶絶。 |
難易度が高い分、感動もひとしお。雲仙岳がヤマボウシで覆われる超絶絶景を拝みましょう!
✔九千部岳へのトレッキングには、登山靴などの専用装備が必要です。
目次
「雲仙お山の情報館」による見頃情報2023【6/20(火)】
場所 | 開花状況 | 見頃予想(参考) |
絹笠山 | 色あせ始め | 6月中旬 |
吹越 | 見頃 | 6月上下旬 |
九千部岳南側山腹 | 見頃 | 6月上下旬 |
田代原・吾妻岳 | 見頃 | 6月中旬 |
「雲仙お山の情報館」 より。
※「雲仙お山の情報館Facebook」で見頃情報を随時更新
本登山コースのPOINT
- 登山(トレッキング)レベル九千部岳の登頂には、登山靴などの登山装備、および相応の体力が必須です。ただし、登山レベルはさほどではありません。
- ガイドする登山コースは、
• 「田代原トレイルセンター 駐車場」⇒
• 「北西尾根登山口」⇒
• 「九千部大明神」⇒
• 「九千部岳山頂」⇒
• 「登山道三叉路」⇒
• 「田代原牧場ゲート」⇒
• 「田代原トレイルセンター 駐車場」
を巡るコースです。
※別に「第二吹越」からのコースもあります。
- オススメ山ごはんPOINT:山頂とその近場の岩場。
- 雲仙岳の天気予報:九千部岳(1062m付近)の天気予報
「九千部岳周回ルートの所要時間」
3時間~4時間
九千部岳登山道 ルート地図
駐車場(田代原トレイルセンター)
20台ほど停められます。場所はココ。
【1】「田代原トレイルセンター 駐車場」⇒「北西尾根登山口」
駐車場正面は、背部に九千部岳がそびえる田代原牧場が広がります。
左折して時計回りで周回することも可能。だけーど、本稿では反時計回りで周回するので「直進」。
【2】「北西尾根登山口」⇒「九千部大明神」
「北西尾根登山口」から登山道GO!
ンゴッ!たちまち岩や根がボコボコ露出した険しい道へと変貌。
「ベストビューPOINT」(第1の岩場)
さっそく、岩場に立ってみると……、
絶景よりも絶景!!!!
が広がっとる(ウルトラ爽快)。「九千部岳のヤマボウシ」と銘打たれた観光写真は、ほぼココで撮ったもの。ぜひ、至高の一枚をパシャってください。
頂稜の尾根に出ると険しいロープ場に遭遇。ココまで来たら一目散に登るゼ~~
【3】「九千部大明神」⇒「九千部岳山頂」
分岐点から「九千部大明神」まではあ”という間の距離なので、寄ってみましょう。
【4】「九千部岳山頂」⇒「登山道三叉路」
「山頂からの絶景」(第2の岩場)
山頂小広場の背部に岩場があります。
「ベストofベストなビューPOINT」(第3の岩場)
山頂小広場から屋根をしばらく進むと、左手に切り立った岩場がそびえています。
孫悟空のようにウキキキーーッと登るです!(慎重に足場を選んでください)。
ドォォォォーーーーーーーーン!!!!!
「平成新山」、「普賢岳」、「国見岳」がお出迎えだゼ~~
【5】「登山道三叉路」⇒「田代原牧場ゲート」⇒「田代原トレイルセンター 駐車場」
「登山道三叉路」に着いたら「田代原牧場」へと「左折」。
※右へ進むと吹越に着きます。
「登山道三叉路」からは風情溢れる光景の連続
【オオヤマレンゲとのハシゴはできる?】
できます。ただし、登山のベテランであることに加え、早朝からの山行が推奨条件です。
新登山道に咲くオオヤマレンゲは、「第二吹越登山口」から
「国見分かれ」では、国見岳はスルーして、新登山道(普賢岳・平成新山行)へ一目散に歩を進めましょう。
「国見分かれ」⇒「鬼人谷」までは急勾配な下り坂なので、慎重に進んでください。
「北の風穴」 | 「鳩穴分れ」 |
|
「鳩穴分れ」⇒「立岩の峰」へ |
|
平成新山を眼前に望む「立岩の峰」 |
|
「普賢岳頂上」 |
そのままUターンして、九千部岳への登山を推奨します。
体力・時間に余裕があるので「オオヤマレンゲ群生地」からUターンせず、「鳩穴分れ」まで進み、「立岩の峰」⇒「普賢岳頂上」まで向かう場合:「普賢岳頂上」から「紅葉茶屋」まで下り、【T字路を右折】。
そこから、「鬼人谷」⇒「国見分れ」⇒「吹越別れ」⇒「第二吹越登山口」のコースで戻ってください(※「鳩穴分れ」から「立岩の峰」までは一方通行です)。
✔「立岩の峰行」は、雲仙岳の山行に慣れたベテラン以外にはオススメしません。
九千部岳登山(ヤマボウシ)編まとめ
ヤマボウシが雲仙一帯の山肌いっぱいに咲き誇る風景は、奥雲仙・九千部岳頂上でしか拝めない、正に秘境SPOT。
プロローグの述べた通り、鑑賞難易度はゴリゴリ高しですが、その労苦の8000倍以上もの感動を体感できます。是非、装備・体力を入念に整えた上で挑戦してください。
ただし、
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