生月島・白山神社のクジラに座したエビス像 |
長崎県は江戸時代より捕鯨が盛んだった土地柄で、その中でも「生月島」は、主要な捕鯨基地の一つとして古くから栄えていました。
現在でも、現地の旅館では「じりじり鍋」(鯨肉のすきやき風)を提供するなど、鯨文化が深く根付いています。
生月への陸の玄関口「生月大橋」から降りて500メートル先にある「鯨見」(やまみ)。同店では長崎のソウルフード「ちゃんぽん」に、鯨肉をたっぷり投入した「くじらちゃんぽん」なるものがあるソーナ。
そんな情報をキャッチしたので、どげな味なのか、食レポをかましてきたZ(ぜっ)!
コレが噂の「くじらちゃんぽん 1,350円」!
お値段1,350円は、長崎中華街の特製ちゃんぽん並で、なかなかブルジョワな価格設定。ちなみに、並ちゃんぽんだと750円、海鮮ちゃんぽんが1,350円となります。
「くじらちゃんぽん」と銘打つだけあって、「湯かけ鯨」がたっぷりとonされておる。子供の頃に鯨肉が頻繁に食卓にあがっていたオッサン(筆者)だと、独特の獣臭がシズル効果となってパクパク箸が進む。
一方で、鯨を食べ慣れていない世代では、好き嫌いが確実に分かれる味。
そーして、スープを一口含んでみると、
ぐふっっっっっ!!!!!!!!
キタコレ、強烈なダブルインパクト!!!
豚骨スープに、鯨エキスがドッキングッ!!強烈なツイン獣臭が、バシバシッ脳髄にキマる。
イイヨ、イイヨ~~。オッチャンにはこの刺激がタマランチ~~(死語)。ネットでもおっさん世代は軒並み絶賛。おぉ!同士よ、三つ子の魂百までっスな~~。
鯨未経験な若者なら躊躇するだろうけど、ハマったらイけます。「やっぱ無理だわ~~」なら、鯨抜きのちゃんぽんをどうぞ。
豪華具材を喰らう
麺のタイプは、「中麺・軟めのつるつる食感」。
ツイン獣臭を吸った麺をズルズルズールすると、胃袋いっぱいに幸せが広がる。
店内チェック
店内は、完全無欠な食堂スタイル。何の気兼ねなくブラっと立ち寄れます。
ちゃんぽん以外のメニューは、「皿うどん」、「ラーメン」、「牛丼」、「カレー」、「焼きそば」etc
鯨見| 営業時間
7:00 ~ 15:00
「鯨見(やまみ)のくじらちゃんぽん」 まとめ
捕鯨の盛んだった長崎県下なら「くじらちゃんぽん」は結構ありげだけど、管見の限りでは、平戸市木引田町にある「めしどころ 一楽」以外ではまだ見かけません。たぶんだけど、戦後まもなくだったら、鯨肉入りのちゃんぽんはフツーにあったと思います。
そういった意味では、今に残る長崎県クジラ文化の証言台と評価できるでしょう。
そんな屁理屈抜きに、中年以降なら大半はうめぇうめぇと感じるはず(スープがちょい重いですが)。
鯨未経験な若者は、ぜひチャレンジしてくださいっと。
ということで、〆の感想にイこーか!
「鯨見さん、バリッ旨か!!ごちそうさんした」。
• 海鮮ちゃんぽん 1,350円
• ちゃんぽん 750円
店舗情報
店名 | 味処 鯨見(やまみ)店 |
住所 | 長崎県平戸市生月町南免4432-42 |
ジャンル | ちゃんぽん、定食・食堂、ラーメン |
定休日 | 元日 |
駐車場 | [無料] あり |
問い合わせ | 0950-53-2880 |
ただし、
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