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ハイ、断言しました。
鉢植えだったら長崎市寺町の「興福寺」がまっこと素晴らしい。ただ、地植えもりもりなあじさい寺というと、長崎県下では案外見当たりません。 そのなかで気を吐きまくっているのが、壱岐市石田町の「西福寺」。梅雨の時期になると、「西福寺のあじさいが見頃」と紙面を賑やかせていたので、常々気にはなっていたんだ。だが、壱岐は遠い。イスカンダルのように遠い。これまで訪島したことはなかったし、ブログを始めなかったらかの地を踏むことはなかったであろう。なんせ、壱岐ってほぼ福岡県じゃねと思ってたから。 しかし、長崎県下あじさい巡りを完遂するには、「西福寺」を避けて通ることはまかり成らん。 というわけで、海を渡ってお邪魔しました。 (※2018年のお話)。
例年の見頃
6月上旬~下旬 気候、気温条件などにより、見頃が大幅にずれる場合があります。
基本情報
住所 | 長崎県壱岐市石田町筒城西触128 | |
あじさいの本数 | 25種類/1,200本 | |
拝観時間 | 日中 | |
無料駐車場 | あり | |
入園料 | 無料 | |
問い合わせ | 壱岐市観光連盟 問い合せフォーム |
まずは「参道のあじさい」から【前菜】

底辺of底辺の強い味方「レンタル原付バイク」を現地で借りて、「西福寺」に到着!
それにしても果てしない旅路でござった(さめざめと落涙)。旅客機なんてブルジョアな交通手段は当然選択外なので、唐津からフェリーで渡海。そらまぁ疲れました。
結果、交通費は往復一万円内に収まりました。これだったら、本土の長崎県民も「おっ!壱岐に行ってみようか」と思うでしょ。
そのアクセス手段については別の機会に記します。


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一日中眺めていたい「優雅な庭園」
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鬼の岩屋

本堂の裏には「鬼の岩屋(古墳)」があります。長崎県全体で半数の古墳が集中する壱岐だけに、「お寺に古墳」がすっかり馴染んでいます。
裏山のあじさい園が半端ナシ!【メインディッシュ】
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いよいよ、メインの本堂背部にある裏山へ。1分で着きますから、時間の制約のある観光客でも心配ご無用。
苔むす庭園【ため息もの】

裏山に着いて、まず視界に飛び込んできたのは、超絶美しいコケ庭。
素晴らしいぃぃ……(ゴクリッ)
※裏山見学の際は、コケを踏まないよう細心の注意を払ってください(お寺からの注意ではなく、筆者個人の嘆願です)。
曲竹の竹林
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次に、ご住職自慢の「曲竹の竹林」。おぉ、これもアッパレ。
「西福寺のあじさい園」は、アジサイだけでなく苔、竹林とが渾然一体となった桃源郷のごとき美空間なのです。
でもって、いよいよアジサイ


背景が竹林のアジサイ園。これぞ、わびさびの世界っスな。



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名残を惜しみつつ「西福寺」を後にし、レンタル原付バイクのアクセルをまわすと、プスプスと音を立てて完全停止w。よって、今回の壱岐旅行は、あじさい見物とウニ丼賞味で終わり。
でも、ご住職をはじめ壱岐の方々は皆親切でしたし、何よりお寺のアジサイが素晴らしかったので、すこぶる満足。
ただ、壱岐⇔長崎の日帰り敢行は失神寸前になる羽目に(笑)。帰路の運転中には、魂が口から抜けかけたけど、何とか自宅に生還して旅装を解いたとさ。
次回の壱岐遠征ですが、一泊か二泊して、まるっと島巡りがしたい…いやします!キレイな写真もバシャバシャ撮ってやるって!
「西福寺のあじさい」 まとめ
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「壱岐名物・生うに丼」(すみよし)~鬼ウマ!生きてて本当に良かった…… |
と強弁できるぐらいザ・グレイトフル・あじさい寺だったので。
新聞で見頃情報が発信されない場合、壱岐市観光連盟 問い合せフォーム に咲き具合を訊ねると良いでしょう(※その節はお世話になりました)。
筆者自身、(西福寺以外の)壱岐の名所を解説できるように、折を見て再上陸してやるZ(ぜっ)!
長崎県のあじさい【達人が選ぶ名所18選】
本稿の執筆、すべての写真撮影:当管理人
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