~7/10更新~【平和公園の夜間ライトアップ】~世界平和への願いをともす祈念像への灯り

平和公園(長崎市松山町)の平和祈念像、夜間ライトアップ平和公園内の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の水盤のライトアップ(長崎市)平和公園のライトアップされた平和の泉
初めに平にご了承していただきたい件があります。平和公園は原爆で犠牲になった方々を慰霊し、世界平和を祈念する場所です。

マナーを守りお静かに見学ください。

2019年7月8日以後のライトアップのリニューアルに対応しています。

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要チェックPOINT

  1. 平和公園は、グラバー園より6キロと、長崎市中心街からやや距離がありますので、宿泊先や移動手段を考慮してください。
  2. ライトアップ時間:日没から夜22:00まで。入園は無料。

    公園内では、「平和祈念像」、「原爆落下中心碑」、「浦上天主堂(天主堂の見える丘より)」など主要なモニュメント、建築物がライトアップされます。

    また説明版も照明が灯されますので、平和学習も可能。

  3. 「長崎原爆資料館」への夜間の入館は、特別な日を除きできません。

    開館時間[1]• 8月7日~9日/8:30~20:00 (入館は19:30まで)
    • 4月、9月~翌3月/8:30~17:30 (入館は17:00まで)
    • 5月~8月/8:30~18:30 (入館は18:00まで)
    • 休館日 12月29日~12月31日

  4. 平和公園の敷地面積は、18.6haと東京ドームの約4倍。くまなく巡るには最低一時間は必要です。

    そのため、見学には

    「Aコース」 (公園内を隈なく巡るSPコース)

    「Bコース」 (「平和祈念像」と「天主堂の見える丘」までの短縮コース)

    とに分けて紹介しますので、お好みのコースを目次でクリックし、内容を確認ください。

では、まず「Aコース」からご案内します。

【Aコース】: 「平和公園内を隈なく巡るコース」

「Bコース」(短縮コース)希望の方:「目次」まで戻り、「Bコース」の項目をクリックしてください。

◇ Aコース:距離約1キロ、所要時間約1時間

コース案内

⇓ 『平和公園・学びのゾーン』(追悼平和祈念館、屋上展望所からの夜景)

⇓ 『平和公園・祈りのゾーン』(原子爆弾落下中心地碑、浦上天主堂遺壁)

⇓ 『平和公園・願いのゾーン』(平和の泉、平和祈念像)

⇓ 『天主堂の見える丘』   (浦上天主堂を遠望)

地図上のコース【写真付き】

※現地を巡る際に活用ください。

【1】「長崎原爆死没者追悼平和祈念館 水盤」

平和公園内の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の水盤のライトアップ(長崎市)

水盤のライトアップ時間は、

•「5月~8月 夜8時まで」

•「9月~4月 夜6時30分まで」

となります。

「国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館」の地上部は、黒御影石製の直径29メートルの水盤と強化ガラスで構成されています。夕暮れになると、水盤の底に埋めこまれた約7万個の光ファイバーが一斉に点灯し、厳かな雰囲気が辺りを静かにつつみこむみます。

水盤の底で灯される灯りの数は、1945年末までの推計死没者数と同一であり、死没者の御霊へ追悼をささげる鎮魂の場となります。

ライトアップされる夜の平和公園(長崎市松山町)

追悼平和祈念館の水盤を見学し終えたら左折し、そのまま「長崎原爆資料館地区・学びのゾーン内」を通過します。そして、球体の建物(長崎原爆資料館)目印にして通路を進んでください。

【2】「長崎原爆資料館 屋上展望所」

長崎原爆資料館 屋上展望所(長崎平和公園)

途中、夜景が一望できる「長崎原爆資料館 屋上展望所」への入り口が通路右手にあります。

ただ外灯がなく懐中電灯が必要なことと、夜景自体が大したことないことから、展望所まで行くのはオススメしません。

長崎原爆資料館 屋上展望所からの夜景(平和公園)

一応「屋上展望所からの夜景」写真を貼っておきます。専門記事はコチラ。

原爆落下中心地地区・祈りのゾーンへ

ライトアップされる夜の平和公園 ライトアップされる夜の平和公園(長崎市松山町)

そのまま階段を降り、「長崎原爆資料館地区・学びのゾーン内」から「原爆落下中心地地区・祈りのゾーン」へ入ります。

【3】「下の川」

ライトアップされる夜の長崎・平和公園(下の川)

「長崎原爆資料館地区・学びのゾーン内」に入ると目に映る「下の川」

最高4,000度という想像を絶する原爆の熱線に焼かれた人々が、「水を」「水を」とうめきながら、この川に集まります。しかしその大半は、川の水を飲み、猛烈な喉の渇きを癒すとそのまま絶命しました。そのため下の川には、累々と死体の堰が築かれ、悲惨を極めた光景がひろがります。

【4】「祈りのゾーンのモニュメント群」

平和公園の被爆50周年記念事業碑 平和公園の長崎誓いの火 平和公園の母子像

祈りのゾーンには反戦平和をテーマとするモニュメントが多数の配されています。その一部を掲載しておきます。

左から「被爆50周年記念事業碑」、「長崎誓いの火」、「母子像」。最初の「被爆50周年記念事業碑」は、平和祈念像を手掛けた故北村西望氏に師事した郷土彫刻家「富永直樹」氏制作の母子像です。

【5】「浦上天主堂遺壁」

平和公園内にある浦上天主堂遺壁(被爆遺構)

30年もの年月を要して創建されたカトリック教会「旧浦上天主堂」

大規模なキリシタン弾圧「浦上四番崩れ」を耐えきった浦上の信者たちは、主任司祭となったフレノー神父とともに、東洋一の教会堂を創建したようと、1895年(明治28)より建設に着手します。そして、1925年(大正14年)。フレノー師の急逝や、深刻な資金難など艱難辛苦に耐え、天にそびえる双塔を有したロマネスク様式の大聖堂「旧浦上天主堂」が、ついに日の目を見ることになりました。

しかし…。それからわずか20年後の1945年8月9日。

アメリカのB-29爆撃機からたった一発の爆弾が、教会から500メートル離れた松山町上空に投下されます。次の瞬間、核の炎と爆風の直撃をうけたこの壮麗な大聖堂は、一部の堂壁をのこす見るも無残な姿と変わりはてました。

原爆落下中心碑に隣接する「旧浦上天主堂の遺壁」は、この残された聖堂の南側の一部で、1958年に現在地に移築されたものです。

【6】「原子爆弾落下中心地碑(グラウンド・ゼロ)」

ライトアップされた平和公園の原子爆弾落下中心地碑

1945年8月9日午前11時2分。B-29爆撃機「ボックスカー」より投下された原子爆弾「ファットマン」が、長崎市北部・松山町の上空約500メートルで炸裂。その瞬間、核の炎に包まれた長崎の地では、無垢の人々が焼き殺され、家や草木はもとより鉄筋コンクリート製の建物をも倒壊させ、すべてを灰燼に帰しました。

同年中に、原子爆弾災害調査団によって、原爆が炸裂した地点を示すために最初の標柱(アスベスト柱)が建立されます。 以来、数度の建替えがおこなわれます。

現在の原爆落下中心碑は1968年に完成したもので、原爆が炸裂した上空を指し示す長方形の石柱がそびえ立っています。 その原爆落下中心碑の前には、原爆死没者名簿をマイクロフィルム化したものを、永久的に保存する原爆殉難者奉安箱が設けられています。そしてその周囲には、この地点から原爆の破壊が広がったことを示す同心円の小広場となっています。

ライトアップされる夜の長崎・平和公園

「原爆落下中心地地区・祈りのゾーン」を見学し終えたら、国道脇の歩道に出ます。そして北側の横断歩道を渡り、「平和祈念像地区・願いのゾーン」へ向かいましょう。

つぎは「Bコース」のご案内。Aコースの方は、ここからBコースと合流となります。

【Bコース】:「平和祈念像」と「天主堂の見える丘」を巡るコース

◇ Bコース:距離約500メートル、所要時間約30分

コース案内

⇓ 『平和の泉』

⇓ 『平和祈念像』

⇓ 『天主堂の見える丘』(浦上天主堂を遠望)

地図上のコース【Bコース】

※現地を巡る際に活用ください。

【7】「平和祈念像地区・願いのゾーン入口」

長崎・平和公園・願いのゾーン入口からの夜景

「願いのゾーン」入口には、階段と「平和の歩道」エスカレーターが設けられています。

平和公園・願いのゾーン入口からの夜景

エスカレーター利用が当然楽です。しかし、階段から展望できる「花壇と稲佐山への夜景」は心弾む美しさ。運動がてらに階段をあがってはいかがしょう。

【8】「平和の泉」

平和公園のライトアップされた平和の泉

昭和20年8月9日午前11時2分、松山町の上空500メートルで原爆の閃光が走ります。 次に瞬間、核の爆炎につつまれた長崎では、地極絵図化した風景が一面にひろがりました。

最大4,000度もの熱線と猛烈な放射線・爆風をあびた人々は、体中が焼け焦げ、皮膚は破れただれながら、「水を…」「水を…」とうめきながら息絶えていきました。 そうした苦悶のうちに命尽きた原爆犠牲者に清涼な水を捧げ、その霊の冥福を祈り、そして恒久世界平和を祈念するために「平和の泉」が建立されます。

この泉の水は、毎年8月9日の平和祈念式典で献水に使われます。

ライトアップされる夜の平和公園(長崎市松山町)

平和の泉を見学後は、「平和祈念像」へ向かいましょう。

【9】「願いのゾーンのモニュメント群」

平和公園の平和 平和公園の乙女の像

「願いのゾーン」では、世界各国から寄贈された数多くモニュメントが配置されています。ライトアップされていませんが、公園の外灯で鑑賞可能です(左より「長崎の鐘」、「平和」、「乙女の像」)

【10】「平和祈念像」

平和公園(長崎市松山町)の平和祈念像、夜間ライトアップ
平和公園(長崎市松山町)の平和祈念像、夜間ライトアップ 平和公園(長崎市松山町)の平和祈念像、夜間ライトアップ

長崎県下の島原半島出身で、わが国を代表する彫刻家の一人である故北村西望が、5年がかりもの製作期間を経て完成させた、高さ約10メートル、重さ約30トンにも達する巨像。

平和祈念像のポーズと表情には、深い意味がふくまれています。

天を指さした右手は人類を滅亡へとみちびく原爆の脅威を、水平に力強く伸ばされた左手は恒久の世界平和を、まぶたを薄く閉じた表情は原爆犠牲者の冥福を祈っています。

この祈念像は、ときに神の愛、ときに仏の慈悲を示し、人種・宗教のかきねを超越した唯一無二の存在として、世界平和と原爆犠牲者の鎮魂を祈り続けています。

2019年7月8日に夜間ライトアップがリニューアルされました。光量がアップし、広場から祈念像に向かって、LED電球による柔らかな光の道が通じています。

【11】天主堂の見える丘から一望する「ライトアップされた浦上天主堂」

夜の天主堂の見える丘(浦上天主堂を遠望)

平和祈念像見学後は、「天主堂の見える丘」から浦上天主堂を遠望しましょう。

まず祈念像の正面右手の通路から平和公園を出ます。すると右手に小広場が視界に入ります。ここが「天主堂の見える丘」です。祈念像から数分で着く場所にも関わらず、案外知られていない穴場です。

専門記事はコチラです。

天主堂の見える丘からの浦上天主堂

「浦上天主堂」は毎夜、日没から夜10:00までライトアップされます。敷地内から見学可能ですが、観光客は駐車できません。

新浦上天主堂の沿革

原爆によって外壁の一部を残して瓦礫と化した旧浦上天主堂。山口愛次郎大司教と浦上信徒は、今度は絶対に破壊されないようにとの熱意から、鉄筋コンクリートによる堅牢な天主堂を1959年に再建します。

1962年(昭和37)には長崎大司教区の中核となる司教座聖堂(カテドラル)の座をそれまでの大浦天主堂から譲り受けます。

1980年には、ローマ教皇として初来日するヨハネ・パウロ2世の訪問にあわせて、外装を赤レンガ造りとし、すべての窓をステンドグラスに改装する工事がおこなわれます。こうして旧天主堂の壮麗な面影がよみがった教会では、教皇ヨハネ・パウロ2世の司式による叙階ミサがおこなわれる栄誉にたまわりました。

「夜の平和公園」 まとめ

夜間ライトアップされた平和公園について、ネット情報はほとんどありませんが、観光客、および市民に一般開放されています。

「平和祈念像」はもちろんのこと、「原爆落下中心碑」、「平和の泉」、「原爆死没者追悼平和祈念館の水盤」など主要なモニュメント・建築物がライトアップされており、観賞価値は高いです。

天主堂の見える丘から「浦上天主堂」を一望できますし、観光客はもとより、長崎市民にも訪れていただきたいライトアップSPOT。

最後に重ねて申し上げますが、静かに見学し、原爆死没者の鎮魂を祈ってください。そして、世界平和について考えていただければ幸いです。

以下、「交通アクセス」、「グルメ情報」、「基本情報」について追記します。

交通アクセス

有料駐車場

「Aコース」(平和公園内を隈なく巡る)の一押し「長崎西洋館 駐車場」

駐車場から追悼平和記念館までは、やや分かりにくいので、以下の「地図上の位置・原爆死没者追悼平和祈念館へのルート」リンクをよくご覧ください。

長崎西洋館 駐車場  収容台数210台

(長崎県長崎市川口町13-1)  

地図上の位置・原爆死没者追悼平和祈念館へのルート
 • 営業時間:8:00~23:00

 • 30分毎/100円(※西洋館の店を利用では、1時間無料) 

平日8時~20時 最大800円(土・日・祝を除く)

「Bコース」(短縮コース)の一押し「パークイン平和公園」

(長崎市松山町7-17)     

 地図上の位置・平和祈念像までの歩き方
 24時間営業

 • 8:00~22:00    ⇒   30分/100円

 • 22:00~翌8:00 ⇒   60分/100円

路面電車

「Aコース」(平和公園内を隈なく巡る)最寄りの電停 「原爆資料館」

「電停」⇒「長崎原爆死没者追悼平和祈念館」への歩き方

「Bコース」(短縮コース)
最寄りの電停 「平和公園」

「電停」⇒「平和祈念像」への歩き方

グルメ

宝来軒別館 宝来軒別館の海鮮ちゃんぽん(旧そぼろ)

平和公園周辺での有名店「宝来軒別館」を紹介します。「Aコース」のスタート地点、「追悼平和祈念館・水盤」のある学びのゾーン正面にあります。中国宮殿を模した巨大な建築物ですので、一目で分かります。

写真は、豪華絢爛な具材が自慢の「海鮮ちゃんぽん(旧ソボロ)」。鶏ガラのコク豊かなスープに、もっちりなちゃんぽん麺による本格派の味わい。

皿うどん、各中華料理も揃っており、メニューも豊富です。無料駐車場完備。

営業時間 昼:11:30 ~ 15:30(LO 15:00)

     夜:17:00 ~ 21:00(LO 20:30)

定休日:毎月第2・第4火曜日( 1、3、8、12月を除く)

基本情報

所在地長崎市松山町
ライトアップ期間/時間帯無休 / ライトアップは夜10:00まで
公式サイト長崎市│平和公園

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本稿の執筆、すべての写真撮影:当管理人(※画像・文章の無断転載を固くお断りします。転載については必ずこちらをお読み下さい。

脚注・出典   [ + ]

1. • 8月7日~9日/8:30~20:00 (入館は19:30まで)
• 4月、9月~翌3月/8:30~17:30 (入館は17:00まで)
• 5月~8月/8:30~18:30 (入館は18:00まで)
• 休館日 12月29日~12月31日
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