眼鏡橋のライトアップ【インスタ映え!】

眼鏡橋(長崎市魚の町・中島川石橋群)、打上げ花火
長崎・眼鏡橋の夕景 長崎ランタンフェスティバル(中島川公園・眼鏡橋会場)

チェックポイントわが国最古の二連アーチ型石橋「眼鏡橋」。「日本三名橋」として日本橋、錦帯橋と並び称される名橋です。

この橋は毎夜ライトアップされます!

観光客で溢れる日中とは異なり、川面にゆらゆら映るその姿は、夜間の閑寂な雰囲気と相まってとても幻想的です。

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要チェックPOINT

  1. 夜間ライトアップされる眼鏡橋。撮影oneポイントアドバイス付き。
  2. 眼鏡橋の架かる中島川は、遊歩道が整備されています。満足度140%の散策コースをご案内。
  3. ハートストーンもあります。
  4. 眼鏡橋以外にライトアップされる石橋群&興福寺山門もご紹介。

眼鏡橋のライトアップされる時間

毎夜:日没~夜10:00まで

撮影oneポイントアドバイス【インスタ映え】

ライトアップされた長崎の眼鏡橋

眼鏡橋は、川面が水鏡となってメガネを形造ります。優雅なその姿をカメラに収めるコツを解説します。

  1. セルフタイマーを2秒に設定。フラッシュはOFFに(人物を入れた記念撮影ならON)。
  2. 夜の撮影場所は、眼鏡橋の手前に架かる袋橋がベスト。カメラを橋上の欄干(手すり)に据えて固定しましょう。
  3. 水面が穏やかな時は、ベストショットが狙えます。一時待っていれば、くっきりとメガネのかたちとなる瞬間が訪れます。その一瞬を逃さずにシャッターを切りましょう。
  4. シャッターボタンはゆっくりと押してください。そしてシャッターが開いている間、カメラに振動を与えないよう心掛けてください。
  5. 夜景撮影は大変ブレやすいので、同じ構図で最低2枚は撮っておきましょう。
※夜間での三脚ナシ前提の解説です。

中島川遊歩道をぶらりお散歩

眼鏡橋そばの中島川遊歩道

中島川沿いと川岸には、遊歩道が整備されています。ライトアップされる石橋群&ハートストーンを眺めながら、優雅に散策しましょう。

中島川遊歩道(夜間)

川岸に降りる際は滑らないようご注意を!ハイヒールはムッリーです。

中島川の飛石(夜間)

飛石もあります。お子様の大喜び&大はしゃぎPOINT。

魚市橋(眼鏡橋のすぐ上流の橋)側の飛石だと、水面を覗けば、錦鯉が「餌クレーーーッ」ってワラワラ寄ってきます。本当に餌をあげると、それを狙った鳩の群れがバサバサ急降下してきて、一帯は阿鼻叫喚なワンナイトカーニバルとなっちゃう。アフォーー!

中島川遊歩道(夜間)

所々にベンチが設置。またTOILETは清潔。

眼鏡橋を架橋した黙子如定の銅像

眼鏡橋そばに立っているこのお坊さんの名は、「黙子如定禅師(もくすにょじょうぜんし)」。後ほど登場する唐寺・興福寺の第2代住職で、江戸時代初頭の寛永9年(1632)に中国より渡来。

眼鏡橋を架橋したことで有名。なんだけど、記録が残っていないため詳細は不明。

♡ 眼鏡橋そばのハートストーン

眼鏡橋そば、中島川岸壁のハートストーン 眼鏡橋のハートストーン

眼鏡橋周辺には、魚市橋(眼鏡橋のすぐ上流にあるコンクリート製の橋)の南脇から降りた川岸に、「ハートストーン」が3カ所あり。

そのうち、「I♡(アイラブ)ユー・ハートストーン」が、夜には断然見つけやすいです。

ライトアップされる中島川石橋群

眼鏡橋の架かる中島川には、年代物の石橋が数多く架けられています。架橋された年代は、驚くなかれ江戸時代初期の1634年から1699年にかけて。

ライトアップされる石橋群を、遊歩道に沿って眺めることができます。

袋橋

中島川石橋群の袋橋(ライトアップ)

眼鏡橋のすぐ下流に架かる石造りアーチ橋。架橋年、設計者不明。故山口祐造氏の推測では、慶安~明暦年間(1648~1657年)[1]山口 祐造、『九州の石橋をたずねて(前編) 』、昭和堂印刷出版事業部、1975年、133頁 。ネットで判を押したように書かれている、眼鏡橋に次いで古いかもネーという説の元ネタ。

過去4度の大洪水でも流失することなく耐えきった古強者。中島川では希少となったガチ石橋。つい近年まで車が通ってた(無茶しやがって…)。

長崎市指定有形文化財。

東新橋

中島川石橋群の東新橋(ライトアップ

1673年(寛永13年)架設。設計者不明。発起人は、山口祐造氏の推測では中国人。1678年、1975~76年、1982年の洪水で、3度流失。

「昭和の石橋(石橋ぽいけど、鉄筋コンクリート造)」として、1986年に不死鳥のごとく復活!したのだが、洪水対策のため、初代タイガーマスクのジャーマンスープレックスのようなクソ高い弧を描いている。

芋原橋(すすきわらばし)

中島川石橋群の芋原橋・一覧橋(東新橋から撮影)

1981年(延宝9年)架橋。設計者不明。発起人は、山口祐造氏の推測では中国人。1721年、1795~96年、1982年の洪水で3度流失。長崎大水害後の1981年に、鉄筋コンクリート製として復活を果たす。

車の交通量がずば抜けて多い。あと橋の手前が一時停止となっており、ポリポリがよく潜んでいる。

一覧橋

中島川石橋群の一覧橋(ライトアップ)

1657年(明暦3年)架橋。中国人・高一覧によって架けられた。この橋も1975~96年、1982年に流出している。

すぐ傍に福沢諭吉ゆかりの光永寺がある。

ライトアップされる石橋群のなかでは、最も上流にある橋。この橋だけディスコのように、派手派手にライトアップ。理由は知りまへん。

ライトアップされる興福寺の山門

興福寺山門(あか門)のライトアップ「一覧橋」から徒歩5分の「唐寺・興福寺の山門(1690年(元禄3)建立)」がライトアップされています。お寺好きの方は訪れてみてはいかが?(※夜間での入堂不可)。

本稿で紹介した名所の場所

続き番号順に巡ってください。

交通アクセス

駐車場

牛島パーキング(長崎市栄町)、眼鏡橋近くの駐車場

コスパ&利便性から一番のオススメは「牛島パーキング」です。

(※ただし車高で155cm、車幅で185cmの制限有り。営業時間は、日・祝日:22:00/平日:23:00まで)。眼鏡橋の消灯時間は22時です!

牛島パーキング  

収容台数56台

長崎県長崎市栄町3-10

[営業時間] 7:15~23:00(日・祝日:8:00~22:00)

[平日料金]  7:15~23:00 ⇒ 30分/100円

(※最大900円で打ち止め)

[土日祝 料金] 7:15~23:00 ⇒   60分/100円

(※最大600円で打ち止め)

リアルタイム満車/空車情報

『牛島パーキングに入庫できない方向け。眼鏡橋まで徒歩5分以内、60分/200円未満の駐車場』(収容台数10台以上)
「ビバパーク古川町   収容台数10台

(長崎市古川町3)   地図上の位置

8:00~20:00 ⇒  30分/100円

20:00~翌8:00 ⇒ 60分/100円(最大600円)

「パークステーション川端通り」

収容台数14台

(長崎市万屋町2) 地図上の位置

9:00~21:00 ⇒    30分/100円

21:00~翌9:00 ⇒ 90分/100円

路面電車

最寄りの電停:「めがね橋電停」 (150メートル、徒歩2分)

「JR長崎駅電停」⇒「めがね橋電停」までの乗り方

「長崎駅前」電停より「(系統3)蛍茶屋行」に乗車~「市民会館」電停で降車(350メートル、徒歩5分)

基本情報

眼鏡橋の所在地 長崎市魚の町と諏訪町の間
ライトアップ期間/時間帯 無休 / 日没~夜10:00
見物所要時間 眼鏡橋のみだと10分、石橋群巡りだと20分
問合せ 長崎市文化財課:  095-829-1193

眼鏡橋のライトアップ。その最高峰は「ランタンフェスティバル!」

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以上でお終いです。ではでは~

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【参考文献】

• 山口 祐造、『九州の石橋をたずねて(前編) 』、昭和堂印刷出版事業部、1975年

• 山口 祐造、『石橋は生きている』、葦書房 、1992年

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この記事を書いた人

長崎ブログーッ!

 

長崎県の観光・お出かけ・グルメ情報を発信する個人ブロガー【月間30万PV達成】。モットーは「行く・撮る・食べる」。

〈主な経歴〉

■Yahoo! JAPANクリエイターズ トレンド/カルチャー部門 長崎市ライター【コンテンツ一覧】(1記事最高PV13,041 / 平均PV4,443[2022年12月5日時点])

■長崎ケーブルメディア「なんでんカフェ」で、長崎ランタンフェスティバルの達人として出演(2020年2月3日放送)。

■「ながさきプレス」2022年12月号のインフルエンサー特集で紹介される。

■各種公的機関などに画像を提供。

( ゚∀゚)o彡フォローォ!

脚注・出典

↑ 1. 山口 祐造、『九州の石橋をたずねて(前編) 』、昭和堂印刷出版事業部、1975年、133頁

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